「 ちょこっと・ねっと」は、公益財団法人助成財団センター様からの助成を受けて、2012年1月に障がい児者の保護者11名とぱるけの職員の協働で発足し「地域に見守ってくれる人が増えること」「障がい児者の家族と本人が受援力(支援を受ける力)を高めること」を願い、冊子を作成しました。
あなたの「ちょこっと」した手助けが必要な人がいます。
東日本大震災後、私たちは人と人とのつながりや、自分の暮らす地域との関わりの大切さを実感しました。
ライフラインが寸断され、物資が不足するというかつてない状況に追い込まれた時、人々は買い物の行列でも、往来ですれ違う他者との関わりでも、お互いに言葉を交わし、無事でいることへの感謝が自然に生まれました。
そのような中、障がい児とその家族は様々な困難に対面したという声が多数寄せられました。
障がいのある子どもたちの中には、自宅から遠く離れた親子通園施設や特別支援学校や放課後等デイサービス事業所などを利用していることが多く、大人になってからも遠く離れた場所に仕事に行く方がいます。このように、小さいころから身近な地域とのつながりを作りにくい生活をしています。そして、生活圏が非常に広範囲に及んでいるため、いつどこで被災するか分からない状況にあります。
地震などの災害時だけでなくいつどこで困ったことがあっても、そこで出会った人が「ちょこっと」気が付き「ちょこっと」手助けをして・・・その連鎖がひろがり、実践する人が増えることにより、障がい児者とその家族は、いつでもどこでも安心して生活することができるのではないでしょうか。
ちょこっと・ねっとの冊子
ちょこっと・ねっとでは、活動の一環として冊子を作成しました。無料でダウンロードが可能です。
ぜひご覧になって身近な人に伝えて下さい。そして、いつの日かその時がきたら、ぜひあなたも「ちょこっと」した手助けをしてみて下さい。
ちょこっと・ねっとの冊子のPDFファイルは以下のリンクからダウンロードできます。
ちょこっと・ねっとの冊子の内容を物語にした紙芝居を作りました。震災時の保護者たちの体験談が基になっているお話です。
ぱるけではこの紙芝居を上演する出前講座を行っています。
参加者の声
・助け合うってとっても大事なものなんだなと思いました。(小1女子)
・手伝って欲しいことを言ってくれたらできそう(小2男子)
・日常普通に使っている五感を改めて一つ一つ使うことで、何が一つ欠けても大変なんだと思った。震災の時は、家族の事でいっぱいいっぱいだったことが思い出され、周りの人にまで気を遣う余裕がなかった。今日は考える機会が出来、良かった。(一般)
・今までなかなか周囲の人に子どものことで相談することが少なかったのですが、紙芝居やお話を聞いて、私も変わっていかなければと感じました、。「受援力」を身に着けていけるよう頑張りたいです。(障がい児の保護者)
・断られるかもしれないけど、自分の子供の事を伝える事の必要性をとても感じました常に変わっていくので、つながる努力をしたいと思います。(障がい児の保護者)
出前講座についてのお申し込み・お問い合わせ
こちらのメールフォームからお申し込み・お問い合わせください。
リーフレット
ちょこっと・ねっとの出前講座「みんなつながるワークショップ」のリーフレットができました。
リーフレットのダウンロード
ぱるけの紙芝居
『ちょこっと・ねっとのおはなし』 A3判¥3,000 B5判¥2,500
困っている人を見守る人と、困ったときに助けてという大切さを感じた太郎の母…
支援力・受援力を紙芝居をつうじて分かりやすく伝えています。
詳しくは[ぱるけの商品]ページから・・・
ぱるけのマグネット
『チャレンジド乗車中』 非売品
障がい者を表す新しい表現――Challenged(チャレンジド)。チャレンジドが乗車しているので、『飛び出しや見失いの可能性があるので、入り口近くに駐車したいというニーズがある』、『興味があるものをじーっとみたり、大きな声を出したりすることがある』、『ゆっくり走ったりすることがある』などを知ってもらい、周囲から温かく見守って頂きたいという思いでこのマグネットを作成しました。
詳しくは[ぱるけの商品]ページから・・・
ぱるけのパスケース
『ぱるけのパスケース』 非売品
周囲の配慮や手助けをお願いしやすくするヘルプカード入れ『ぱるけのパスケース』 を作りました。
詳しくは[ぱるけの商品]ページから・・・